Mr アスパイアの海外ホテル就労ストーリー 番外編


皆さんの海外ホテル就職の夢を応援するMr アスパイア=高橋です。

本日は私の海外ホテル就労ストーリーから少し脱線して、私が海外就労体験で感じた「日本と海外のホテルの5つの違い」について書きたいと思います。

私は日本をはじめ、イギリス、バンコク、香港のホテルで勤務し、世界各国からのお客様をもてなしてきました。また、そこで働く人たちは本当に多国籍で様々な文化が融合した国際的な職場でした。現在は、 海外ホテルでの研修プログラムを手配し、これまでに多くの方がプログラムに参加して、世界中のホテルで研修を受けています。こうした事情 から、仕事の大部分はこうした人たちが新しい文化に溶け込み、研修生活を無事終えられるようお手伝いすることです。私が感じた海外と日本のホテル産業での5つの大きな違いとは・・・・。

1)日本にはチップの習慣がない

日本を訪れる外国人の殆どは、日本のホテルにチップの習慣がないことに一様に驚きます。お客様の側としてはうれしい驚きですが、日本の研修生の方々 が海外に行ってホテルで働いたときも、最初にチップをもらうのはとても嬉しいものです。大都市の5つ星ホテルでは、ドアマンがチップだけで年間1000万円近くの収 入を得ることもあります。日本では若い人たちがチップなしに働いているのは仕事に対する真摯な情熱の表れといえるでしょう。

2)日本のサービスは世界一

日本のホテルで働く人たちに会うと、皆「海外の5星ホテルのサービス標準 は世界一なのでしょうね」と言います。もちろん、海外でも一部のホテルでは素晴らしいサービスを受けることも ありますが、一般的に私の感じた限りでは、日本のサービスが世界一と思います。なぜでしょうか? 日本では、都会の5つ星ホテルでも、コンビニでも、仕事に対する誇りがほかに例を見ないほどすばらしいからで、世界各地からやってくる私の友人もこの点については意見を同じにしています。

3)海外ホテルの強み:フレンドリー

プログラムを終えて帰国した研修生の人たちに、海外で何を感じたか尋ねてみますと、皆、「フレンドリーなスタイルのサービスがよかった」といいます。日本のサービスはどちらかというとフォーマルだというのです。もちろん、フレンドリーは一つ間違えば 失礼になってしまうので、それを恐れるのもフォーマルに傾きやすい理由かもしれません。しかし海外のホテル では、お客様とできるだけフレンドリーな関係を築くことに注力します。お客さんが、「親しく接してくれたから、 あの人のところにいけば何とかしてくれるだろう」という気持ちになれば、ホテルのリピーターになってくれる可能性も高いからです。

4)人種構成の違い

海外のホテルに一歩足を踏み入れるやいなや、 いやでも気づかされるのが、ホテルの従業員の国籍が実に多様だということです。ヨーロッパ、南米、アジア、ア フリカ…枚挙にいとまがありません。日本では、従業員はほとんどが日本人です。同じ国籍であれば、チームワ ークの結束も固くサービスのレベルも高くなるのは当然でしょう。一方海外ではさまざまな人種から成る組織 をうまく運営するのは難しい課題ですが、ドアマンがスイス人、フロントの人が日本人、シェフがイタリア人やフランス人であったら、お客さん側としては自分の国の言葉を話し文化を理解するスタッフがいるというのは心強いものです。

5)ホテルを利用する目的の違い

日本と海外ではホテルの 使い方やホテルに対する捉え方がかなり違います。外国人旅行客にとって、ホテルはある場所を訪ねる際の寝場所に過ぎません。外の街を探索し、劇場を見たりレストランを見たりして歩き回ります。いっぽう日本では、ホテルは 忙しい普段の生活からの息抜きの場、いわばオアシスとして利用されるケースも増えてきています。自分の家があっても、近所にあるホテル に泊まったりそこで食事したりします。最近は女性同士で食事したり、マッサージを受けてリラック スしたりという光景もよく見られます。

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