星野リゾートのおもてなしが海外進出 Part3


シリーズでお伝えしている「星野リゾート」海外進出についてです。
今回は「星のや東京」についても触れています。

――先に発表している、インドネシア・バリ島の「星のやバリ」も来年にオープン予定で、その先には16年開業予定の「星のや東京」が控えている。三菱地所の掘削では温泉も出たようだが。温泉旅館にはしないのか。

三菱地所が温泉を掘った主目的は、オフィスビル棟にあるフィットネスだ。温泉を活用した健康増進施設を作るのだが、それを宿泊等に供給していただける。

僕は温泉が「星のや東京」の魅力の少なくとも主たるものではないと思っている。それがあれば急に集客が増えたり、業績が良くなったりするわけではないだろう。

日本の旅館はいつの間にか温泉地にあるイメージがついてしまったが、もともとは「宿」であり、おもてなしであり、そこで提供されるサービスであり、食事だった。当時は江戸や東京にもあったのだ。

西部劇に出てくる米国の宿と変わらずに日本旅館はあった。米国はホテルがどんどん進化してハイアット、ヒルトンやザ・リッツ・カールトンになった。だが、日本旅館はいつからかその進化が止まり、かつ温泉地に追い込まれていった。

日本文化に対して、世界の人々がこれだけ敬意を持ってくれて、日本食は世界の資産とまで言ってくれる。その文化をもった宿泊施設が、進化することはできたはずだ。

――欧米ホテルとどう差別化するのか。

今、世界のホテル投資家や開発会社、不動産オーナーは、どのホテル会社が運営しても同じ手法でしかしていないと思い始めている。日本旅館は地方に追い込まれたが、運営に関しては効率的だ。1人の従業員ができる仕事の範囲は広いし、スキルも高い。現代のホテルとして何ら遜色のない快適な宿泊施設でありながら、オーナーにとっては利益率が高い投資案件を達成できる。東京であることの意味は、「星のや東京」がうまくいけばニューヨークへ進出する可能性が出てくることだ。サンフランシスコ、ニューヨーク、ロンドンなどの都市では道路を日本車が走っている。街角には回転ずしもある。

ホテル業界のトヨタ自動車を目指す

世界の大都市で日本旅館を、日本のおもてなしが体感できる日本のホテルを、目指していきたい。そうでないと日本のホスピタリティ産業としてのホテルの世界進出はできない。東京には世界のホテルブランドがすべて出そろっている。

リッツ・カールトン、コンラッドなどの世界の強豪よりもしっかりと稼働率が取れるか、しっかりとレート(客室単価)が取れるか、利益が出せるか。そこさえ示すことができれば、われわれに海外のデベロッパーから声がかかる可能性がある。投資家やオーナーが求めているのは、ホテル業界のトヨタ自動車だ。

いかがでしたか?星野社長はバリ島への進出にあたり現地でホームステイをしてバリの生活を体験しているそうです。このような徹底したリサーチが企業の成功を支えているのだと思います。

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